「コンパスシェアを使い倒す!」企画の第一弾として、今回はより多くの企業の経営者からの相談を受けるために気をつけていただくべきことをまとめました。
ファームなどに所属して活動するコンサルタントの方が、個人としてコンパスシェアで活躍するにあたっての参考になれば幸いです。
前提として知っておいていただきたいこと
相談者の多くはコンサルタントへの相談を経験していない
コンサルファームに依頼する企業の多くは大手企業であり、コンサルタントの活用経験がある場合が多いです。従って、依頼する際も自社のミッションや課題、依頼したい内容をまとめてあり、コンサルタントにはオリエン内容に沿った提案を期待しています。
対して、コンパスシェアでは中小企業やスタートアップの経営者からの相談が主で、「コンパスシェアで初めてコンサルタントと話した」という声も少なくありません。
コンサルタントに限らず、弁護士や税理士などの専門家は「敷居が高い」というイメージを持たれやすく、相談してもらうためには「あなたがどんな人か」を相手に知っていただく必要があります。人となりが見えない相手にはなかなかアプローチしづらいものです。
ファームではなく個人として案件を獲得するハードル
ファームが案件を獲得する場合、多くの過去実績や事例、蓄積されたノウハウや沢山のエキスパートといった武器がある上、依頼者にもそのイメージが浸透していますが、個人として案件を獲得する場合はそうもいきません。
何をしてくれるのか、どんな経験・知見があるのかを相手に伝えないことには依頼するか否かを判断するための材料が全く無い状態だということを認識しておきましょう。
マッチングを増やすためにやるべきこと3選
プロフィールを充実させる
まずは「自分がどんな人物か」を知っていただくため、プロフィールはしっかり埋めましょう。単なる職歴だけではその会社で果たしている役割や実績が伝わらないため、文章も充実させることを推奨します。
また、相談の敷居を下げるためにも、プロジェクト実績や知見といったオフィシャルな情報だけでなく、趣味などパーソナルな面も伝えるとなお良しです。

自分の強みを活かせる案件にエントリーする
自分目線で「普段経験していないような案件に対応しよう」と思うとなかなかエントリーしてもマッチングには至りづらく、どうしても知見があると判断されたコンサルタントへ依頼が集まります。
では経験が浅い若手コンサルタントはマッチング出来ないのかというとそういうわけでもありません。例えば学生起業や若年層スタートアップからの相談などで、年齢が近いコンサルタントの方が話しやすいということもありますので、プロジェクトの経験や業界経験だけでなく、広い視野で自身の強みを見つけ、提案していくようにしましょう。
提案時に「何が出来るか」をメッセージで送る
コンパスシェアにはエントリー時にメッセージを送信する機能もあります。
依頼者のお悩みに対し、「自分ならこういう解決が出来る」「こういった面で貴社との相性が良いと考える」といったアピールポイントや、実際の面談時の進め方案などを提示することで、依頼者も安心して依頼することができます。
大切なのは「あなた」という「個人」をアピールすること
いかがだったでしょうか。個人として案件を獲得するには、企業に所属して活動する時とは少し勝手が違うことがおわかりいただけたかと思います。
一方で、「あなた」という一個人を信頼し、発注を行ってくれる経営者との出会いは企業での活動では得難い経験でもありますので、ぜひこの機会にコンパスシェアにエントリーし、経営者の課題解決にご協力下さいますと幸いです。
次回は「ミーティングを行う前の事前準備のポイント」についてご案内します。

