スポットコンサル実践者紹介
お話を伺った方
Bさん(30代後半/男性)
本業
外資系戦略コンサルティングファームにて、海外案件チームに所属し海外M&Aや市場参入戦略を手掛ける
スポットコンサルの支援先
地方発スタートアップ企業(次世代エネルギー事業を展開)
<企業概要>
- 再生可能エネルギーを活用した地域密着型の電力サービスを開発中
- 所在地:関西地方
- 従業員数:10名弱
<副業先での役割・業務>
新規事業立ち上げに向けた市場調査、事業計画のブラッシュアップ
― どのような経緯で副業を始められたのですか?
正直なところ、最初から副業を強く探していたわけではなかったんです。
ただ、ファームで数年働くうちに「戦略を描くこと」と「事業を動かすこと」の距離を感じるようになりました。
大規模プロジェクトで経営陣に提案しても、その先の実行まではなかなか携われない。自分のキャリアを考えたときに「現場に近い立場を経験してみたい」と思っていました。
そんなときにコンパスシェア経由で、地方のスタートアップからの相談依頼を見つけました。エネルギー事業という全くの異業種でしたが、「事業を立ち上げるフェーズ」に関われるのは面白そうだと感じて応募しました。
― 実際に副業ではどんなことをされたのでしょうか?
経営者の方からの相談は「事業計画を投資家にどう伝えるべきか」というものでした。
1時間のミーティングでしたが、
- 事業の独自性をどう打ち出すか
- 収益モデルをどう説明すべきか
- ターゲット市場をどう絞るか
といった論点を整理しました。
本業では市場全体を俯瞰してフレームを描くことが多いですが、副業では「翌週に投資家へ提案する資料をどう仕上げるか」という極めて具体的な相談。意思決定の近さに大きな違いを感じました。
― 本業との違いから、どんな気づきを得ましたか?
いちばん大きかったのは、自分のスキルが「事業を動かすリアル」に直結する手応えを得られたことです。
ファームでは抽象的なフレームを提示することが多いですが、スタートアップでは「その場で決まった方針が、来週の行動になる」。このスピード感と責任感は新鮮でした。
また、経営者とのやり取りの中で「あなたに相談してよかった」と言われたのも印象的でした。本業ではクライアントから直接そうした言葉をもらう機会は少ないので、純粋にうれしかったです。
― 副業を通じてキャリアへの意識はどう変わりましたか?
「自分は戦略を考えるだけでなく、事業を動かす立場に立ちたい」という思いが強まりました。
スタートアップの現場に触れることで、「CxOとして事業全体をリードする」姿をより現実的にイメージできるようになったんです。
すぐに転職を決めたわけではありませんが、事業会社の経営企画やスタートアップへの参画といった選択肢を本気で考えるようになり、まずは各社とのカジュアルな面談機会を頂いています。副業をきっかけに、キャリアの幅が大きく広がったと感じています。
― 副業を実践している/考えている皆さんにメッセージをお願いします。
私自身、副業を始める前は「本当に時間が取れるのか」という不安がありました。でも実際は週末数時間でも十分価値を出せますし、何より自分のキャリアの考え方が変わります。
「キャリアの幅を広げるきっかけ」として副業はとても有効だと思います。まずは一歩踏み出してみてほしいですね。
■(コンパスシェア登録者向け)副業・キャリアに関するアンケート
最適な副業案件の紹介・キャリア支援にも活用させていただきたく、是非よろしければアンケートにご協力ください。

